嘆きと休息と

憩いの場所です。ひっそりと住んでます。優しく見守っていてください。

ミウと言う女③

デートを週一程度で重ね


デートのない時でも


メール等で


コミュニケーションは


とっていた。




1ヶ月ほどした頃


彼氏と別れたと


連絡があった。


ほとんど、壊れかけだったので


終わりにしてきた。


と。





マジかぁ。


だったら、


俺ができる限りで


大切にしていくよ。



そう、心で思ったし


ミウにも、そう伝えた。


ミウも喜んでいたし


それからというもの


恋人のように


心も通じ合い


笑顔が絶やさない関係で


半年以上


順風満帆に過ごしてた。








と、


俺だけが


そう思ってたんだよね。





ベッドの上では


最高に乱れていたし


ミウの本質はドMなので


言葉責めに


極度の反応をみせ


興奮し


秘部からも言葉だけで


蜜が溢れでてきた。


そして


絶頂に到達し


それを振り切った頃


お尻へのスパンキングの


おねだりがはじまる。


焦らした後に


スパーンと


叩き上げると


それだけで


もう、イッてしまう。





そんなプレイを


二人だけの秘密の時間として


持っていて


その後、美味しい食事に行ったり


飲みに行ったりして


シアワセな時間を


過ごしていたら


そりゃあ


心もカラダも


大切な人として


本気モードになっていくよね。

ミウと言う女②

付き合いのきっかけは、


ミウが


彼氏と上手くいってなくて


ほんの少しだけ


気分転換というか


遊び心で……





そんな感覚と


しばらくSEXもしてないから


性欲を満たすため。


そういうことは、


隠さずホンネで


語る人だった。





最初は、


緊張していたかもしれないが


会話もそれなりに


弾んだし


気分がほぐれてきて


そこに


性感を刺激していくことで


登りつめるまで


さほど時間もかからなかった。


ゆっくりと


愛撫を続けても


エンドレスで


エクスタシーを持続し


底なし、終わりなしで


イキっぱなしだった。


刺激のピッチを上げると


ミウの悶え声は


1オクターブあがり


歓喜の表情は凄く素敵だった。


この悶え顔に


俺は悩殺された感じだな。




ってことで


アッチの相性もよかったので


彼氏はいるけど


SEXレスだというから


そっちの相手と


飲んだり食事をする相手として


付き合うこととした。




俺も既婚者だし、


彼氏アリの


息抜き程度で


会える人の方が


本気にならなくて済むから


俺も好都合だった。


そんな軽い感じで


付き合うことになった。


そう、


最初は、


軽い感じでね。




それが


だんだん、のめりこんで


いっちゃうんだよね…

ミウと言う女①

どうしても記録に残しておきたい。


記憶の整理のためにね。





ミウとの出会いは


サイトで知り合った。





離婚者で、


元夫はDVだったらしく


避難シェルターでの生活を経て


今を生きていると


話していた。






今、思うと


それも、本当かどうかも


怪しいけどね(苦笑)



なぜなら、


お付き合いしてた頃に


手料理を作ってもらったが


専業主婦をやってた割には


料理が上手くなかったし


手際が悪かったもん。




そんなミウだが、


言葉に長けていたし


過去の経験や


批評も優れていて


読書家で


家にはテレビをおかない。


テレビを見ない。


情報はインターネットで


そんな生活だった。


美術系の学校を卒業し


そんな才能を活かすことなく


結婚を選び


それに失敗し、


運がない人生との


ストーリーを演じてた。


今思うと


全部が作り話かも知れないし


少しの話を盛っているのかも


しれないけど、


付き合ってた頃は


賢そうにみえたし


全部を信じ切っていた。